HSP気質だからなのか…正社員がつらい
フリーランスとして自分のペースで働きたいけど向いているのかなあ
と疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事となっております。
HSPを自覚したことによって正社員を辞め、フリーランスとして在宅でのびのび働いている私が解説します!
実体験やネットでの声、HSP関連の書籍をもとに記事を書きましたので、フリーランスに向いているのか悩んでいるHSP気質のあなたにとって参考になりますよ。
<プロフィール>
ゆいしば@フルリモート人事
- HSPを自覚しフリーランスとして在宅ワーク勤務
- 転職支援サービスを活用し在宅ワークに成功
- 正社員のときよりもゆるく穏やかに暮らしている
HSPはフリーランスに向いている?資質3つ
資質として以下に当てはまる方はフリーランスに向いていると言えます。
- 自己管理能力が高い
- 内省的で常に勉強する
- 相手の要望を察する
HSPさんの特徴として挙げられている特徴も入っているので向いている方が多いのではないかと思います。
具体的に解説していきますね。
自己管理能力が高い
フリーランスは会社員と違い守られないのでより自分の管理を徹底する必要があります。
- 決められた時間内に依頼された仕事をする
- 社会保険料や税金を自分で払う
人事にいた経験上、会社員は多少サボっても欠勤してもすぐには解雇されませんが
フリーランスはサボりがバレるとすぐに契約を切られてしまう危険性があるので自己管理は必須です。
HSPさんは未来のリスクを考えられる心配性の方が多いのでないでしょうか?
心配性っていい意味で自分をちゃんとコントロールできる要素だと思っているのでフリーランスに向いていると言えます。
内省的で常に勉強できる
受け取った情報を深く考え反省するのが特徴のHSPさん。
相手のフィードバックや仕事に対する反省を深く考えられるので常に勉強をします。
フリーランスは能力や知識を買われるので、勉強をしてアウトプットするほどフリーランスとして活躍できるでしょう。
また、仕事分野の勉強だけでなく税制度(最近で言うインボイス制度)やお金についても学ぶ必要があります。
相手の要望を察することができる
HSPさんは相手の表情や声色で、
「もっとこうするべきだったかな」と常に反省会をひらきがちなのでその力が役に立ちますよ。
そして会社員もそうですが、相手が望んでいる以上の仕事ができたら重宝されます。
私はできているか謎ですが心がけてはいるので継続でお仕事をもらっています
仕事においていろんなミスや改善点に気づきすぎて疲れがちなHSPさんだからこそフリーランスで力が発揮できると言えますね。
HSPがフリーランスになるメリット
会社員で挫折や生きづらさを感じているからこそフリーランスが気になっているのではないでしょうか。
ここでは、フリーランスになった私やネットでの意見をもとにHSPさんがフリーランスになるメリットを解説します。
在宅ワークができる
職種によっては在宅ワークができますよ。
私はフルリモートで事務をしています
会社員だとフルリモートをするのは難しかったり、会社の方針が変わって出社がメインになる危険性もありますが
フリーランスなら影響されません。
HSPさんは職場環境に仕事のパフォーマンスが左右されがちなので在宅ワークだと自分の力を発揮しやすいです。
通勤電車で不快な音を拾わなくていいですし、人間関係にあまり悩まなくなるのでおすすめですよ。
HSPから見た在宅ワークのメリット・デメリットを書いた記事がありますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
自分のペースで働ける
在宅ワークだと特にそうですが上司の顔色を伺わなくても良くなり、自分のペースで仕事がすすめられます。
私は会社員のとき上司の顔色を気にしすぎて仕事がなかなか進められませんでした
ですが在宅ワークになってからは文字でのコミュニケーションなので仕事が円滑に進むようになりましたね。
また、上司と部下の関係ではなく取引先という関係なので割り切って質問ができるようになりました。
ネットでも発話より文字でのコミュニケーションの方がマシというHSPさんの声がよく見られましたよ。
HSPがフリーランスになるデメリット
フリーランスになるって不安ですよね。
ここではメリットだけではなくデメリットも具体的にご紹介します。
安定はないので漠然な不安がある
私自身も感じていて、ネットの声でも多くありましたがやはり漠然な不安が襲ってくるときがありますね。
いつ切られるかわからない不安はいつもあります
不安を拭うために自分自身のアップデートは常に必要で、そのための勉強が楽しいと思えるならフリーランスに向いていると言えます。
知識が独りよがりになる
在宅ワークなら特にですが知識が独りよがりになります。
会社員は上司や先輩に教えてもらう環境がありますがフリーランスにはそれがありません。
「なんか違う」と思われたら何も言われずそのまま契約終了になる危険性もあるのが怖いところです。
新しい知識を学び続けないといけません。
すべて自分でやらなければならない
働き方は快適ですがすべて自分でやらなければなりません。
- 健康保険料や税金は自分で納付
- 健康保険料はすべて自己負担
- 不祥事があれば賠償責任がある可能性
私は賠償責任が怖いので保険に入っています
「安定と信頼はあるが消耗する会社員」と「快適だがすべて自分で責任をとるフリーランス」か
なにを天秤にかけるかが大切ですね。
HSPのフリーランスどんな仕事をしている?
Web系の仕事で在宅ワークをしているHSPさんはたくさんいますよ。
- オンライン事務
- エンジニア
- 動画編集
- Webライター
- Webデザイナー
コミュニケーションが嫌で脱サラしてクラウドワークスでライターをしながらイラスト制作やゲーム制作など本当にやりたいことをしていました!
というHSPさんの声もネット上でありましたよ。
会社員を辞めてイチから新しいことを始めるのはリスクがあるので副業から始めてみるのがおすすめです。
HSPのフリーランスにおすすめの仕事
ここでは向いているフリーランスの仕事のほかに、向いていない傾向にある仕事の特徴も紹介しますね。
HSP向いているフリーランスの仕事
深く丁寧に考える特徴があるHSPさんは自分のペースで建設的にできる仕事が向いていると言えます。
未経験でも比較的始めやすい在宅ワークは以下のとおりです。
- オンライン事務
- Webライター
- Webデザイナー
当然のことながら勉強は必要ですがWeb系は在宅ワークしやすいですね。
「『繊細さん』の本」に書かれてありましたが、気持ちよく働いているHSPさんの特徴で
自分が思う「いいこと」「いいもの」を仕事していることが共通としてあるようです。
働くたびに消耗するのではなく、「今日もいいことをした」と感じ心が満たされるのが理想ですよね。
HSP向いていないフリーランスの仕事
HSPさんでもいろんな職種の方がいますので断定はできませんが、向いていない傾向にある仕事の特徴は以下の通りです。
- 突発的な対応が多い仕事
- クレーム対応が多い仕事
- 自分で納得できない商品やサービスを扱う仕事
HSPさんはじっくり建設的に物事を進めたかったり、人の感情をもろに受け止めてしまいがちなので
上記のような特徴の仕事は避けるほうがいいでしょう。
相手への共感力が強いゆえ、自分が納得できない商品やサービスを扱うことも消耗してしまう原因になってしまいます。
どうやったらフリーランスになれる?
みんなどうやってフリーランスの仕事をとっているのでしょうか。さまざまな方法がありますがここでは始めやすい仕事のとり方を解説します。
- クラウドソーシングで仕事を探す
- 転職支援サービスから仕事を紹介してもらう
おすすめは転職支援サービスを無料登録して業務委託の仕事を紹介してもらうことです。
私はLIBZという転職支援サービスで在宅での仕事を紹介してもらえました
LIBZは、在宅ワークに特化して仕事を紹介してくれるのでよければ公式サイトを覗いてみてくださいね。
フリーランス=ガンガン営業ではない
フリーランスってガンガン営業かけて交渉して…というイメージだから無理かも
もちろん提案や見積もり、入札といった交渉でコミュニケーション能力が必要になる働き方もあります。
ですがフリーランスにもいろんなスタイルがあります。
先ほど転職支援サービスで仕事を紹介してもらう方法もあると書きましたが、準委任契約として働く方法もありますよ。
準委任契約は簡単に言うと「成果によって報酬を得るのではなく、成果問わず業務を遂行したらOK」という契約です
下請けみたいで結局消耗しそうな働き方じゃないかと思われるかもしれませんが
在宅ワークや自分の理想とする環境で働けるならこれほど快適なことはありませんのでおすすめです。
HSPおすすめ フリーランス以外の選択肢
正直なところ1番安心なのは、会社員をやりながら好きな分野で副業して軌道に乗ったら独立ですが
もう会社員はこりごりという方が多いのではないでしょうか。
ここでおすすめなのは「派遣社員×副業」です。
派遣は契約によっては社会保険にも入れますし定時で帰りやすいので副業もできます。
在宅ワークできる求人もありますよ!
いきなりフリーランスは怖い・でも早く正社員は辞めたいという方は検討してみるのも良いでしょう。
テンプスタッフは温かみのあるサイト・担当者で、在宅ワークの求人も扱っているので良ければ公式サイトを見てみてくださいね。
フリーランスの収入はどれぐらい?
フリーランス協会が行った調査「フリーランス白書2022」で以下のような結果が出ました。
- 年収200万円未満:21.8%
- 年収200万円〜400万円未満:29.4%
はじめから正社員の頃と同じような収入は得られませんし、安定してもらえるとも限りません。
なのでまとまったお金を蓄えてからフリーランスになるほうが安心して働けますよ。
私は1年間は生活に困らないようにしていました
「自分のペースで穏やかに暮らせるなら収入はそこそこでいいや」という価値観を大切にしたら気持ちが楽になりましたよ。
フリーランスになりたいHSPさんの悩み
- 安定思考なので正社員以外の働き方に不安があります…
-
私も超がつくほどの安定思考でしたがきちんと支出を把握して生活費を貯めて
自分で社会保険料や税金さえ払えば案外なんとかなるなという印象です。
- コミュニケーション能力に自信がありません
-
在宅ワークだと基本的にチャットでのコミュニケーションになるので
もし発話よりテキストコミュニケーションのほうが向いていると感じるなら大丈夫です。
- 実務未経験でもフリーランスになれる?
-
実務未経験のままフリーランスは難しいと思います。
実績を積むか、もし在宅ワークで自分のペースで働きたいというのが最優先であれば
派遣会社に無料登録して未経験可の在宅ワークを探すことをおすすめします。
まとめ:HSPと自覚したなら武器にしよう!
HSPという言葉を知って安心する反面とまどっている方も多いのではないでしょうか。
引け目に感じるのではなく、思考の深さや察する力などを武器にして自分自身で働きやすい環境をつくっていきましょう!
少なくても私はHSPを自覚していなければ在宅ワークはできていません
必要なのは痛みやストレスを感じないふりをするのではなく、自分の本音にどれだけ向き合うかです。
HSPを自覚してから在宅ワークができるまでの道のりをかなり具体的に書いているのでよければ参考にしてみてくださいね。
読んでいただきありがとうございました!
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